「なぜ、自分の想いを貫き通しながら収益を得ることが難しいのか?
先人が作った枠の中にハマればそれなりの収益を得られるが、自分の想いは反映されず働きがいが薄れてしまう。
枠にハマらず独自路線を追求すると、自分の想いは貫き通せるがその想いが市場に伝わらないし収益も上がらない。
この2つのどちらかのパラダイムにハマっているフリーランス、個人事業主がとても多く、自分らしく収益をあげることができている人がほぼいないのはおかしくないか?」
これは独立してから約5年間、僕が感じ続けていたことです。
独立・起業を志すということは何かしら実現したい想いがある、手に入れたいライフスタイルがあるからだと思うのですが、その想いを無視してビジネスに取り組んでいる人がとても多かったのです。
このような現実に対して僕が思うことは、もっと自分らしく働きがいも追求しながら、収益をあげる方法はあるってこと。
この想いを形にするべく立ち上げたプロジェクトが”まだない仕事をつくる学校”。
今まで世の中にありそうでなかった独自性の高い仕事を生み出すことで、自分らしさを曲げずに等身大の収益を得ていくことを目的とした1年間のビジネス実践プログラムです。
※株式会社SAIKOHの宮城氏との共同プロジェクトです。
”まだない仕事をつくる学校”の概要
”まだない仕事をつくる学校”は2020年4月に第1期を開講しました。
売り上げたい金額や事業規模は人によって狙うところが違うので、このような定性的目標を設定し学校のカリキュラムを進めています。
- 自分オリジナルの仕事をつくって自信を持って販売できる状態をつくる
- 独自コンセプトを作って競合と差別化できるようにする
- 楽しい仕事、新たな分野、心の奥底にある想いを形にする
- ビジネスを構想する力を身につける(セルフプロデュース力)
1期には、9名の方が参加してくださっていて、毎月のオンライン講座、年間2回の合宿、コミュニティ力強化のための交流会、個別セッションによるフォローなどを行なっています。
↑月1回のオンライン講座の様子
まだない仕事をつくるという言葉に共鳴してくださった方々なので、良い意味で一癖、二癖ある方々が集まってくださっていて、面白おかしく、かつ真面目にまだない仕事をどんどん作りあげていってます。
”まだない仕事をつくる学校”で大事にしていること
ビジネスを成立させるためには販促や顧客フォローも重要ですが、まだない仕事をつくる学校では、コンセプトをつくることを大事にしています。
なぜなら、想いを形にしても、趣味程度で終わる仕事ときちんと収益を得られる仕事の大きな違いがコンセプトの強さにあると考えているからです。
コンセプトとは、ビジネスの方向性を決めるもので、人間でいうと背骨のような超重要ポジション。
強いコンセプトをベースに仕事をつくることで、独自性が高く収益の得やすい状態を作れるという経験則を元に、コンセプト設計に力を入れています。
ちなみにまだない仕事をつくる学校のコンセプトはこちら
”ありそうでなかったまだない仕事をつくる”
このコンセプトを元に、1年間のビジネス実践プログラムとしてサービスを構築しました。
コンセプトに行き着いた背景はこちらです。
参考:コンセプトメイキング 変化の時代の発想法
こちらの書籍のコンセプトの作り方を参考にさせていただいてます。
受講してくださっている方も同じような流れでコンセプトを設計し、そのコンセプトを元にしたサービスを構築していきます。
サービスが出来上がったら市場に繋げるためのプロモーション、顧客満足度を伸ばすための取り組みなどを継続的に行い、サービスの質を改善していきます。
”まだない仕事をつくる学校”では、これら一連の流れを1年間かけてじっくりフォローしています。
参考:
まだない仕事のつくり方〜「こんな仕事がしたかった!」を現実にする方法〜
まだない仕事をつくる上で大事な考え方を僕なりにまとめたnote記事です。
これからの活動
現在開催中の1期は1年間プログラムの内、約半分を消化したところで、ここからはペースを上げてビジネスを形にしていくことに注力予定です。
そして、2020年11月からは”まだない仕事をつくる学校”の2期も開催予定です。
働き方も生き方も多様化している時代ですから、みんなもっと自由に生きていいし、みんなもっと自由に新たな仕事を作っていいということを”まだない仕事をつくる学校”を通して伝えていきたいと思います。