結局、全ては”わがまま”である

EXSENSE LAB.
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世のため人のためにやってることも、自分のためにやってることも、突き詰めると”わがまま”でしかないと思うのです。
 
・貧困で困っている人を減らしたいから、寄付しよう。
・人の役に立ちたいから、目の前の人の困りごとに答よう。
・売上をあげたいから、市場の意見を反映して困りごとを解決しよう。
・自分を変えたいから、目の前の人たちにいっぱい喜んでもらおう。
 
などなど、「〇〇したい」という想いや欲求があって、それを実現する手段として、世のため、人のためになろうとするのが、ビジネスの基本パターンだと思ってます。
 
「使命に突き動かされて〇〇してます」って人もいますが、その使命も結局は自分がつくり出したものであり、使命に従いたいという欲求に従って行動してるだけだと思ってます。
 
なので、どれだけ人の役に立ってようが、世のために生きてようが、結局はみんな”わがまま”してるだけではないでしょうか?
 
言い方を変えると、自分の主張を世の中に押し付けているだけにすぎません。
 
その中で役に立ったものがビジネスとして取り扱われ、役に立たなかったものがわがままとして取り扱われているだけ。
 
そう考えると、ビジネスはわがままを突き詰めて人の役に立つこととも言えるような気がします。
 
だから、ビジネスをうまくいかせたいって時も、まずは自分のわがままを突き詰めれば良くて、そのわがままに共感・賛同する人が集まるように設計していくんです。
 
多くの人のビジネスがうまくいかない理由は、自分のわがままを押し通す前に、市場のニーズに答えにいったり、目の前の人の役に立とうとして自分の欲求を満たせてないからだと思ってます。
 
だからこそ、まずは徹底的にわがままになって、自分がどうしたいか考えるのが大事じゃないかと。
 
お金が欲しいなら、徹底的に市場のニーズに答えまくればいいし、自分の独特のライフスタイルを守りたいなら、そのライフスタイルに共感してくれる人とだけ取引すればいいし、賞賛を得たいなら、自分が一番賞賛されやすそうなマーケットを選んでそこで活躍すればいいって感じです。
 
そもそもの前提として多くの人の中に「わがまま=ダメなこと、迷惑」みたいな暗黙の了解がある気がしますが、突き詰めれば、わがままも人の役に立つし、喜ばれることになります。
 
だから、僕たちはどんどんわがままになって、わがままを突き詰める存在になれば良いと思うのです。

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株式会社EXSENSEは、
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